迷子な学生の旅

よろしくお願いします。日記、雑談、旅行記録を載せる予定です。

寛大な心の持ち主、柴犬

 こんにちは、れんこん天です。まだ体感としては冬ですが、桜と小鳥のさえずりに春らしさを感じます。    

  

 この時期になると、日中は外で過ごす柴犬が、あおむけになって体を気持ちよさそうにくねらす様子が見られるようになります。彼は、筋骨隆々の、茶色の濃い柴犬になることを目標とされていました。そのおかげで、規格外の大きさと一部に黒い毛を持ち合わせた柴犬へと成長しました。近所の人からは雑種かと聞かれ、散歩に行けば、子供に怖いと言われます。初めにイメージしていた方向とは違いますが、野性味あふれる、かっこいい柴犬と巡り合えてうれしく思います。

 彼は、七年間、毎日繰り返してもおすわりしかできません。雰囲気で、伏せもできますが、言葉だけでは識別できません。しかし、別に賢くないわけではありません。おいしいお裾分けをもらえるときは、一定の単語に反応しますし、場面によって態度を使い分けることができます。

 私が思うに、彼が芸を覚えないのは、すごく余裕があるからです。なにをされても、牙をむくことはなく、機嫌が悪い日もありません。何においても、そんなに頑張る必要がないというスタンスが垣間見えます。

 そして、意外に怖がりです。繋がれた鎖が怖いです。バケツに入った水も怖くて、飲むことができません。

 そんな、誰よりも広くゆったりした心と臆病さを持つ彼が、見た目ばかり凛々しく、野性味あふれる姿で立ちこみをしている姿は、ますますかわいいです。

 

 

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 最後までお読みいただき、ありがとうございました。